2025/07/07

ビーチバレーボール「ジャパンツアー第5戦横浜赤レンガ倉庫大会」試合リポート


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7月4日~6日に開催された「ジャパンビーチバレーボールツアー第5戦グランドスラム横浜赤レンガ倉庫大会」。

横浜を代表する観光スポットに設けられた特設コートで熱い戦いが繰り広げられた。

4日の予選から出場したのは、安達 龍一と入社1年目の森 愛唯。

黒川 魁とのペアで挑んだ安達は、波に乗れず予選敗退。「昨年よりも攻撃の選択肢が広がったけれど、ツーアタックをするかトスをするか意思疎通が難しく、リズムよくつなげなかった。いまは辛抱して乗り越えていきたい」と前を向いた。

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森は10月に控えているU21世界選手権のパートナーである宇都木 乃愛とのペアで出場。しかし、本来の攻撃力が影を潜め、本選出場はならなかった。「グッドサイド(風下側のコート。ボールが変化するため有利になる)でもサーブミスが多く、相手にプレッシャーをかけられず点数をとれなかった。調子が悪い状態でもプレーを一定にしていきたい」と課題をあげた。

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5日、本選には水町泰杜が第4戦に続き黒澤孝太とのペアで登場。格上の長谷川徳海/黒川寛輝ディランと対戦した。1セット目 序盤9-5とリードを奪ったものの、水町の強打が長谷川のブロックにつかまり始めた。

「(長谷川選手が)『ブロック番長』といわれている所以を感じた。空いているところを狙ってヒットした瞬間に手が出てきた。やりにくかった」と水町。第1セットを逆転で奪われ、第2セットは緩いスパイクのショットを交えて攻撃を仕掛けるが連続失点も影響し、最後まで流れを変えることができなかった。

「負けたけれど、ジャパンツアーで優勝しているペアに対して、自分たちの良さも出せた。高いトスも打ち抜いていける力もあるし、孝太のツーアタックで攻めることができた。悔しさもあるけれど、かなりポジティブ。トップに届きそうなところまできている」と自らの成長を確信していた。

水町の次戦はFISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード)。

7月16日~はバレーボール、7月21日~はビーチバレーボールに出場。

日本史上初の二刀流の挑戦が楽しみだ。

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