
▼第2章
サーキットの魔物、それはどこからともなく現れる。現れたら最後、チームは奈落の底へと引きずり込まれる。
決して這い出ることのできない蟻地獄。
レースで表彰台の頂に立つのは難しい。速いマシンがあっても叶わない。
巧みなドライバーがいても、有能なエンジニアが素晴らしい戦略を立てても、それだけでたどり着けるところではない。
マシン、ドライバー、メカニック、エンジニア、ピットストップ、路気温、タイヤ選択、戦略、様々な要素が一つに噛み合わないと表彰台の頂には立てない。それがレース。
そしてサーキットの魔物はその全てに、いつでも牙を剥こうと潜んでいる。不安、緊張、迷い、焦り、ほんの少しの心の隙に魔物は襲いかかる。
苦悩と苦闘。
ルーキーレーシングはこのサーキットの魔物の強襲に屈してしまうのかー。
ラリー
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