2026/06/02

JBVツアー第1戦名古屋大会 振り返って


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2015年、ビーチバレーボール部が発足した時から掲げてきた目標。それはホーム碧南で開催される「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」でのメダル獲得だ。

上位2チームがアジア競技大会出場候補選手となる「ジャパンツアー第1戦 名古屋大会 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)日本代表選手選考会」は絶対に負けられない戦いだった。

水町/黒澤 ツアー初優勝でアジア競技大会出場選手候補へ!


勝てば日本代表内定、負ければ終わりの準決勝。対戦相手はベテランの髙橋巧/池田隼平ペア。

第1セットは相手ブロッカー・池田のブロックが大きく立ちはだかり、14-21と大差で先取され崖っぷちに立たされる。しかし、ここで終わらないのが水町/黒澤の強さだ。

「2セット目はサーブの狙いどころ、ブロックの跳び方など戦い方を変えて、その作戦がはまった」と水町。コート前方を狙うサーブで相手を揺さぶり、その隙を黒澤が見逃さず確実にブロックで仕留めていく。反撃の糸口は、ベンチで2人を見守る青木晋平コーチのアドバイスだった。

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「青木さんは自分たちだけでは出てこない作戦、知らない情報をばんばん入れてくれる。ビーチバレー経験が少ない僕たちにとって絶妙なタイミングで的確なアドバイスは本当に助かる」と2人は口を揃えて言う。頼もしいコーチからの助言をコート上で確実に体現した水町/黒澤は、第2セットを21-13で奪い返し、第3セットもその勢いのまま15-13で制した。まさにチーム一丸でつかんだ勝利だった。

この勝利でアジア競技大会の代表内定を掴んだ水町は、試合後 砂の上にうずくまり勝利をかみしめた。「今回、同じトヨタの安達さんや準決勝では第1シードと当たるので『勝てるのか?』という不安がずっとあった。だからこそ目の前の一戦一戦に集中したかった。準決勝で勝って世界に挑戦できるチャンスをつかみとれたことが嬉しかった」と語った。

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決勝戦もその勢いは止まることはなかった。石島雄介/立谷純太郎ペアに2-0で勝利し、昨季2人で成しえなかったジャパンツアー優勝をホーム名古屋の地でつかみ取った。

昨シーズンのビーチバレージャパンでの決勝で悔し涙を流した黒澤は、22歳でジャパンツアー史上初の最年少優勝に輝いた。

「日本で開催されるアジア競技大会は、ビーチバレーボールを知ってもらう最大のチャンス。1人でも多くの人に会場へ足を運んでほしいし、満員の中でプレーしたい」と、大観衆の前で喜びを爆発させた。

チームの拠点・トヨタ自動車衣浦工場のおひざ元で行われるアジア競技大会までおよそ3ヵ月半。ビーチバレーボール部の長年の夢を叶えるため、ここから海外遠征も視野に入れ、レベルアップを図っていく。

女子で唯一、本戦に進出した秋重若菜(ペア中川知香・ハウスコム)は、日本代表の柴麻美/村上礼華ペアと対戦。秋重は、通常のルールのジャパンツアーは初出場、相手は格上と初めての経験だったが、そんな心配をよそに怯むことなく的確なボールさばきからパンチ力のあるスパイクを打ち込んでいく。

「パスのリズム感、精度にこだわってずっと練習してきた。練習してきたことをだんだん試合で出せるようになってきた。」と秋重。ペアのコンビネーションも冴え、流れを引き寄せる場面もあった。


しかし日本代表の牙城は崩せず。0-2で敗れた秋重。「ラリーは続くけど、最後に息が上がって決め急ぎにいってミスが出てしまう。そこはまだまだ力不足なので、一皮むけないといけない」と課題を口にした。

今季2年目の秋重の挑戦はまだ始まったばかり。ホームという大舞台で、価値ある試合を経験した秋重のこれからの成長に注目だ。

【試合結果】


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【NEXT GAME】


大会名:JBVツアー第2戦グランドスラム

日程:6/6(土)〜6/7(日)

場所:グランフロント大阪うめきた広場


※6/2現在

10:00 男子 1回戦

水町 泰杜 / 黒澤 孝太 vs 福嶋 晃介 / 関 寛之


13:15 女子 1回戦

山田 紗也香 / 森 愛唯 vs 石井 美樹 / 菊地 真結


15:15 女子 1回戦

溝江 明香 / 宇都木 乃愛(産業能率大学) vs 衣笠 乃愛 / 石原 泉


16:15 女子 1回戦

秋重 若菜 / 中川 知香(ハウスコム) vs 白幡 亜美 / 福田 鈴菜

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